小杉放庵

先ほど紹介したのは、小杉放庵さんのお孫さんでしたが今回は放庵さんの作品を紹介します。

放庵さんは、自然を描くことが多いとおもいます。

この作中には、梅か、桜かはわかりませんが小さい花をつけている木ということがわかりますね。

かわいい印象を持ちました。

小さい花をいくつも表現して描くのが素敵だなと思いました。

この作品のなかには、おじいさんが描かれていますが、何をしているんでしょうか?

なんだか、花咲じいさんみたいな印象を持ちましたが、この作品の中の主はどこなんでしょうか?

 

小杉さんの作品のなかにはいろんな所がその絵の一番訴えたいポイントになったりするのでたくさんの見どころがあるなと思います。

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小杉小二郎

小杉小二郎

東京都に生まれました。
父は美術学者小杉一雄で、祖父は日本画家小杉放庵です。
次は祖父である、小杉放庵さんの作品を紹介します。

卒業後デザインの道に進見ましたが、再び画家を志し1968年に中川一政に師事。
デザインから絵画に方向を変更するってなんだかすごく難しいイメージがありますが、
デザインの知識もあり、絵画の作品を作る画家さんがいるのはなんだか面白いですね!

作風がいつも見る作品と違うのかな?とおもうとなんだかワクワクします。

コラージュやオブジェにも取り組まれていて、様々な引き出しを持った多才な先生から繰り広げられる作品類は素敵です。

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絵画作品のようにリアリティのある作品ではありませんが、素敵な作風をしているなと思いました。

この作品のなかに描かれている花たちは、それぞれ特徴があり、そこの表現をしっかりと描かれているのも特徴の一つになるのではないでしょうか?

菱田春草

今日は本来なら2月の最後の日ですが、今年は閏年なので閏日も存在しますね。

閏年と言ったらもうオリンピックです!

夏休みが楽しみですね!笑

 

リオだと、時差はどうなるのかな・・・?

 

菱田春草さんの作品を紹介します。
菱田さんの作品は、日本画の美しい作品を描いているのが印象的です。

 

透明感のとても強い作品が多い気がします。

素敵な作品作りがされているし、すごく綺麗だなと思います。

この作品のなかには、3つの要素がありますね。

波打つ海と、岩、あとは、夕日。

この3つとなると情報量が多い気がしますが、くどいような描き方をしていないのが特徴になると思います。

 

他に、この作品のなかに描かれている要素と言えば、菱田さんの得意とする淡い表現ですね。

他の作品も見ていただくとわかるのですが、冷たいというよりむしろ暖かいけれどおちついていて透明感のある作品なので、みていて落ち着くな〜なんて思う作品があると思います。

 

 

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波打つ瞬間の飛沫のいろというか白くしぶく瞬間の表現もきちんと描かれていますね。

まるで、この場にいて音が聞こえてきそうだな。

今は、冬だからこの風景を見た時は少し冷たい空気を感じるけど夏とかに見たらまた、違うんですかね?

西田俊英

西田俊英さんの作品を紹介します。

西田さんは日本画らしい日本画の作風をしているのが特徴かと思います。
日本画にも、下地というものはきっと存在するんだと思いますがその下地のいろもこれからの作品に影響しないようでしている微妙なラインではありますが、すごく美しく描かれていると思います。

 

日本画の中で、下地を描くというのはどういう感じなのか私にはわからないんですが、綺麗な画面になっているなという印象をうけました。

 

この作品のなかに描かれているのは一風景になっていますが、この作中には、二つの景色が見えているように描かれています。

実際、水にうつりこんでいる風景も風景とみなしているので二つという表現をしました。

しかし、全てが一緒ってわけではないんですよね。

鏡も同じように本物とは逆の配置で、逆の形の表現もいいなと思いました。

 

 

 

 

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他には、水に反射するものに魅力を感じるのは日本人ならではだそうですよ。

外国の方もそう思うことはあっても、日本は特にそうみたいです。

逆さ富士と呼ばれるような風景を好んでいたのはこの時代だけではなく、昔の平安京のころあたりもそう思っていたみたいです。

その頃は、平等院鳳凰堂も逆さ平等院鳳凰堂があるみたいですし、

やっぱり自然のそういった現象には見とれてしまう部分もあるんだろうなと思います。

安井曾太郎

安井曾太郎さんの作品を紹介します。

 

安井さんの作品は、人物像を描くことが多いですが、絵の具を載せるのと、デッサンだと印象が変わるのがなんだか面白いなと思います。
安井さんのデッサンは、本当に黒白で描かれている作品なのか?と思うくらい色彩の変化があって、いろんな色が見えてきます。なのでデッサン力はすごく高く、魅力的だなと思います。

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この作品は、色を載せている作品になりますが、デッサンとはやっぱり印象が変わるなと思います。

人物像の中での色彩変化にはデッサンと同じような感情というか表現をされているのが印象にのこりますね。

しかし、他の部分、棚の表現は、手前に描かれている人物と少し印象が違います。

 

池田遙邨

最近私は、帽子が欲しくてたまりません。

まえにいいなーこの帽子と思った帽子は、とあとうその店舗に、そのお店全部から売り切れてしまいました。

二週間というロスな時間があったからなのかな。

ショックでした笑

いいなと思った時点で買うべきと買わないべきの区別がまだまだわかりません(T_T)
今日は池田遙邨さんの作品を紹介します。
この作品は、稲穂が風に揺られている。というような作品になるんでしょうか?

他にも稲穂がすごく描かれていてめちゃくちゃなびいている。みたいな作品がありました。

自然の美しさというか、綺麗な瞬間を絵に残したくなるんだろうな。と思うとやっぱり作家さんは感性豊かなんだなと思います。
しかも、その作家さん作家さんで、どこを注目して欲しいとかは違ってくると思います。

この作品の中で可愛らしい印象を持ったのは、

この作品の奥に見える黒い猫です。

こちらを見ているように、様子をうかがっているような感じがします。  

この作品にはいろんな植物が描かれているのも印象的です。

まえに描かれているのは、猫じゃらしかな?そんな猫の遊ぶような草が手前に描いてあって、奥には猫がいる。そんな構図なんだか作為的で面白いですね。

東山魁夷

東山魁夷さんの作品を紹介します。

東山さんの作品は、山を描く。

というよりもっと詳細な、山に生える森を描いている印象があります。

細かなところまでを観察しているので絵に見入ってしまいます。

この作品は、霧が買った山の中にある森を描いていますね。

奥にかすかに見えるような気の表現も素敵だなと思います。

若干見えているのがこの表現がなんとも言えないくらいリアルというか。

遠近法もわかっているような作品になっていて、みていて落ち着く作品になります。

   
この場所にいるような気分にさせてくれる作品になっているなと思います。

 

福岡通男

福岡通男さんの作品を紹介します。

福岡さは北九州出身の方だそうです。

そして、東京芸大の油絵学科卒業の方だそうです。

東京芸大の卒展とか、美大の卒展とかみて思うのは、たいていの人はその学科で学んだことを最後に飾る人が多いなか、それでもジャンルがまったく違う作品を作る人もなかにはいるみたいです。

福岡さんは、油絵の作品を作るみたいですが、半立体のような作品も作っているのでそういう立体作品にも興味がある方なのかな〜?なんて思いました。

 

この作品が、立体作品なのですが、なかにはいつもの福岡さんの作品が入っています。

開けたり閉めたりする作品ってなんだか可愛らしいし、内容というか印象もガラッと変わってくると思います。

 

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開けることによって、このさくひんは、立体と絵の合体作品を作ろうとしたんじゃないでしょうか?

そんな遊び心のある作品作りも魅力的だなと思いました。

 

 

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朝井閑右衛門

朝井閑右衛門さんの作品を紹介します。

浅井さんの作品の特徴は、絵の具をたくさん重ねている作品が多いと思います。
絵の具を重ねることによって絵の具を浮き上がらせる表現をしていて、全体が美しいと思えるような作品作りができるんだろうなと思います。

 

この作品のなかにみえるのは、ピエロのような人が見えます。

色使いは結構いろんな色がごちゃ混ぜになっていたりするのに、美しい仕上がりになっているのが面白い作品になっているなと思います。

また、絵全体の構成にもこだわりがあるんだと思います。

この、色の使い方、色の出し方、背景のグラデーションのような背景を構成しているのが見えて素敵だなと思いました。

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一見何を見ればいいのかな?なんて思うこともあると思いますが、人の表情も読み取れるんですよ!

見れば見るほど顔の表情を見ることができます。

ここにいる人や、動物の表情が豊かで見ている私も幸せな気持ちになれます。

海老原喜之助

海老原喜之助さんの作品を紹介します。
海老原さんの作品は、その時代に合わせたような絵を描くのが特徴的だなと思います。

この作品は、風というタイトルです。

一見抽象的に見えたりしますが、結構具体的に描かれているのがなんとなくでも読み取れる気がします。

人物も描かれていて、その人物が風を受けてなびいている。そんな感じに見えます。

こうしてみると絵の中にいろんな要素がはいっていておもしろいなとおもいます。

   
また、海老原さんの作品では色の使い方がいいなと思います。

たくさんの色を使っていますが、目がチカチカしたりするのではなくて、その色の使い方をわかって使っているのがよくわかります。

色の幅とかも表現の一部になると思います。