会社に沢山の美術関係の本があります。時間がある時はそれを見ているのですが、ジャイアンツファンの私の心をくすぐる名前の本がありました。「高橋由一」です。私が最も好きな野球選手、高橋由伸に名前が似ていたからです。怒られるかもしれませんが、そんな事がきっかけでその本を読んでみました。そうすると、その作品に感動してしまいました。特に風景画が個人的には大好きです。他の画家の絵と何が違うのでしょうか。それを探りつつ今回は高橋由一について紹介したいと思います。

 

由一は1828年に江戸に生まれます。1歳で人の顔を描き、周りの人々を脅かせます。武家の家庭に生まれたということで剣の訓練を受けていましたが、体が弱かったということでその道は諦め、絵の道に進むことになりました。川上冬崖の元で絵を学び、その後の由一の絵の核となる油絵は横浜に住むイギリス人ワーグマンに師事します。代表作は「鮭」です。

 

由一の絵の特徴は「リアリティ」です。写真のように描かれた絵は人の手と筆で描かれたものとは思わせない凄さがあります。旧江戸城の作品が個人的には好きです。自分が江戸時代のその場所にタイムスリップしたような感覚になります。私のような素人はまだ、抽象画の良さがまだ分かりません。だからこそ由一の作品の良さがはっきりと感じられたのだと思います。

自分がすごいと思ったものはこれからも知識を特に増やして行きたいと思っています。

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