今泉今右衛門

今泉今右衛門さんの作品を紹介します。

今泉さんの作品はどの作品を見ても同じような感想を持ちます。

それは同じ作品で変化がないとかではなく、丸みがあり崩れることなく優しい繊細な表現がこの陶磁器を通して感じさせてくれました。

陶磁器は私は作ったことがないのですが、ろくろなどを回しながら作っているところを何度かテレビで見たりしますよね。

その様子からわかるのは力の入れ加減が問題になるんですよね。

綺麗に作ろう作ろうというより、慎重に形が崩れないように作るのがすごく大変だと聞いたことがあります。

その表現力がまさに今泉さんにはすごくあるんだろうなと思います。

繊細でありながら器用にそれをこなしてしまうのがまさに今泉さんの魅力でもあり、作品なのかなと思います。

 

 

14.0424_色絵吹墨草花文香炉_02-300x200

 

今泉さんの作品の多くには絵もそうですが陶磁器自体に色が入るときは藍色というか青っぽい表現がされているような気がします。

青は寒色なので冷たいようなそんなイメージを持ってしまうかもしれませんが、奥深く静寂を感じさせてくれるような色味の中に華やかな柄が入ることで全体のその冷たいイメージから透き通った綺麗なイメージをさせてくれるのかなと思います。

 

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