ベルナール•ビュッフェ

1928〜1999の海外物故作家ベルナール•ビュッフェさんは1928年7月10日パリに生まれました。

16歳の時、唯一の理解者であった母を亡くしてしまいますが、戦争と貧窮の中で孤独に画家を目指しました。

1948年、20歳の時、パリで最も権威のある新人賞・批評家賞を受賞し、天才画家として一躍有名人になります。

鋭角的なフォルムと強烈な描線等、独自の画風を築き上げ、作品は苦悩や孤独・不安に満ち、第二次世界大戦の荒廃した時代を具現化しています。

油彩画の他、リトグラフ(石版画)とドライポイント(銅版画)を手がけ版画も多く制作しています。

1958年、アナベルと結婚し、1971年、レジオン・ドヌール勲章を受賞されました。

1974年、アカデミー・フランセーズ会員となり、最愛の妻アナベルと生涯を添い遂げる間も彼の孤独が癒えることはありませんでした。

女性像のモデルの多くはこの妻のアナベルで、1999年、絵を描くことに人生のすべてを捧げたビュッフェは南フランスの自宅で逝去。享年71歳の事でした。

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誰よりも美術と妻の事を多く考えたからこそ、描ける作品ですね。

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