マリー・ローランサン
マリー・ローランサンの紹介をします。
1883年、パリで生まれます。
画家を志し、ラマルティーヌ高校に入学し、アカデミー・アンベールで絵の勉強をしました。
ジョルジュ・ブラックなどと知り合い、キュビズムの影響を受けました。
ブラックからモンマルトルにあったバトー・ラヴォワールという安アトリエで、パブロ・ピカソや詩人で美術評論家のギヨーム・アポリネールと知り合いまふ。
1907年、サロン・ド・アンデパンダンに初出展をしました。当時は24歳です。
30歳になる頃には「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれた多くの芸術家たちの中でも、有望な新進画家として世に知られる存在となりました。
マリーの絵には可愛らしさ愛おしさが感じられます。
美しい見た目の中で、何がそうさせているのでしょうか。影の表現であったり色彩の濃淡であったりと油絵などとはすこし違う印象を持った水彩表現になっていると思います。
重ねていくにつれて濃くなっていく様子も綺麗な工夫になっていると思います。