カシニョール

カシニョールさんの作品を紹介します。

1935年 パリに生まれる

1952年 17歳に画廊で初の個展を開催した。

1955年 パリ美術学校へと入学しました。

カシニョールの作品は優美な色彩の閑麗な雰囲気からもわかるように色使いが工夫されていますね。

立体的に描いているわけではないのですが、描かれる情景にリアリティを感じさせてくれるのは、色使いだけではなく、画面の構成や出てくる人々の表情から生まれてきているものからきているのではないでしょうか。
顔の表情も陰影によってできているのですが、その濃淡の表現から生み出されています。

カシニョールさんの作品の中でもう一つの特徴は筆使いだと思います。

並みの表現も縦に筆が動かされていたとしたらどう見えるのでしょうか。

横に流れるような波にするからこそ、この並みの流れがより想像もしやすく、伝えられるのではと考えました。

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