浮田克躬

浮田克躬さんの作品を紹介します。

浮田さんの作品は主に風景画を描いていることで有名だと思いますが、その表現として住宅を描くことは多いのですが日本ではなくどこか遠い国、ヨーロッパなどの石造のような赤レンガなどで作ったような街を描くことが多く見られます。

ここで少し余談を挟みますが、日本は住宅街といっても屋根の形は様々で、色も統一されていない。高さもある程度自由な高さで規定を反しない限り自由に作っている街が多いと思いますが、イタリアなどのヨーロッパではそれが許されていないことがあります。
屋根の色はオレンジ色にする。という。
それだけでも街の統一感というものは成り立つと思います。
この街の構成に美を感じることはそう少なくないと思います。

だからこそ浮田さんの作品に出てくる街並みはそういった統一感のある街並みが美しく感じたからこそ作ろうと思ったのではないかなと思いました。

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作品をみている際に作者さんはこの風景をみて何を感じたのか。何を美と捉えたのかを感じられたらもっと面白く鑑賞できるんじゃないでしょうか。

 

技法でいうと、浮田さんの作品は様々な道具で絵の表現をしている方だなと思います。

その場所その場所によって使い分けのはっきりとした画面は全体の構成を邪魔することなく、むしろまとめた構成をしているなと感じました。

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