宇田荻邨

宇田荻邨さんの作品を紹介します。
宇田さんは京都の北山の自然の景色を題材にして描いている作品を多く描いています。
宇田さんの作品は画面いっぱいにその風景画を描き、構図も絶妙な配置で切り取っているので見ていて安心感もあり見やすい絵の作りになっていると思います。

この作品の中に描かれているものは日本の四季のうち紅葉の季節になる頃、なるかならないかの季節の狭間というかそんな絶妙な時期を描いていると思います。

この場所は京都でいうと嵐山になるらしいのですが嵐山と言ったらやはり紅葉が外せない筆硯ポイントになりますね。

京都は実際東京都は違って四季をしっかりと保ちながら大事にしている気がします。
祇園の方に行くと高いビルがあったりなどはなく、昔ながらの道を通ることができますね。
建物も現代風には建て直されているところもありますが、それでも昔ながらの瓦屋根が見えたりと街の温かみを感じることができる気がします。

02_嵐山の秋_02-202x300

この作品の中には、普段使う緑の色ではなく、エメラルドグリーンのようなそんな色を乗せてすこしパステル調で描いている作風もまた可愛らしい印象がもらえます。

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