小茂田(前編)
小茂田青樹さんの作品を紹介しながら、生い立ちも説明していこうかなと思います。
題名も、小茂田と青樹で分けて送らせていただきます。
最近こうやって紹介するとわかりやすいのではないかなと思って連続で同じ方の紹介をしようかなと思ってました。
が、実際どっちがいいのかはわからないんですけどね笑
さてさて、小茂田さんは明治〜昭和にかけて活躍された日本画家です。
明治24年、埼玉県にて生まれ育ちました。
松本楓湖の安雅堂画塾に入門、のち原三渓の援助をうけながらも、今村紫紅を中心に赤曜会を結成しました。
花鳥、静物、生活観のある風景画を得意としています。
日本画の中で多くを占めるのは花鳥だと思いますが花鳥にも様々な種類があると思います。
その種類を紹介できたらいいのですが…
小茂田さんといえば水の表現でしょうか。
池にいるドジョウにもリアルな表情が描かれています。
こうやって水面に向かって口をパクパクとさせながら空気を取り込んでいるような、まさにこれが生活観のある日常風景の1部になるのでしょうか。
理想とした花鳥の紹介とはいかなかったのですが、小茂田さんの作品の多くには水中の生き物を描くことが多く、またその生き物の様子も不自然な動きや形をしているわけでもなく、動きを想像させやすいようなそんな絵を描いています。