小川芋銭2

小川芋錢さんの作品の紹介の続きをしたいと思います。

小川さんの作品のなかには河童が多く描かれているのはご存知ですか?

小川さんは河童を好んでよく描いていたそうです。

河童の姿形というのは昔の人が子供を川で遊ぶときに注意して欲しいということで迷信をつくり、水かきがあったり、皿をつけたりとなんともユニークな容姿をしているのが特徴的ですね。

私たちはもう河童と言われたらそれを想像するしかありませんが、河童の存在を知らない人が河童という名前・音をきいたらどんなものを想像するのでしょうか。

それはさておき、小川さんの作品の中にはそういった迷信のような世界観が描かれていることが多いです。

絵は想像で描くことももちろんいいと思います。

この作品ではその想像が入っているような気がします。

この作品は狐が列をなして徘徊しているようなそんな図が描かれていますが、それこそ想像の産物ではありますね。

やはり小川さんの作品には自然を図の中に書き込まれていてそれもまた全体をまとめるイメージとして統一しているのでいいなと思います。

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