松林桂月
松林桂月さんの作品を紹介します。
松林さんの作品は日本画らしい特徴を持っていると思います。
木や山を描くときの線の動きであったり落ち着いているけれど存在感を思わせるような色の使い方がとても美しく描かれていると思います。
少しこの作品の中で疑問に思ったのは、雲の位置が少しだけ低いのかな?と思いました。
雲の位置を低くすることで、奥に描かれている山は更にたかさがあるのを思わせる表現になっているなと思いました。
スケール感は作家さん一人一人に違いますが、松林さんではすごく差があるなと思いました。
しかし、表現がいいのでそこにはあまり気になりません。