モーリス・ユトリロ

モーリス・ユトリロさんの作品を紹介します。

 

ユトリロはひたすらモンマルトルの街を描き続けたそうです。

17歳にしてアルコール依存症で入院したユトリロは対症療法として絵を描くことを薦められ風景画を描き始めたそうです。

そういうところから考えるとお年寄りの方で絵が趣味です。という方も落ち着くから描き続けていたりするのでしょうか?そう思うとなんだか面白いですね。

絵って人の心理をだすものでもあり、操るというと語弊が生まれてしまうかもしれないかもしれませんが、ものすごく人間に近い存在なんだなと感じました。

 

25歳になった頃から、アルコール依存症が一段とひどくなり、精神病院への入退院を繰り返し、何度も警察の厄介になり、遂には刑務所にまで入れられるほどになったそうです。

 

どうしてそこまでアルコール依存になってしまったのかはわかりません。
いわゆるユトリロ作品の「白の時代」。

この頃の作品の壁などの色に用いられた独特の白色、この色は生み出す為に絵の具に砂や漆喰を混ぜ合わせ、肌触りにまで拘って作られたそうです。

 

 

07.0905_クリニャンクールのノートルダム_15号_01-300x225

 

この作品の白い壁にもその自作の絵の具が使われているのでしょうか?

やっぱり描き続けているとそういった自分だけの色というものを持ちたいしかも、自分での色で表現したい作品が出てくるんでしょうかね。

やっぱり作家さんは面白いな。

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