大山忠作

大山忠作さんの作品を紹介します。

幼児期を安達太良山と阿武隈川に囲まれた自然環境の中で過ごした大山さんは、上京後、東京美術学校(現東京芸術大学)で日本画を学びます。

山口蓬春に師事して、描きたい物を描くという姿勢で人物から宗教、花鳥、風景画まで幅広い題材の作品を発表しています。

大山さんの作品の多くは、鯉が描かれています。

鯉ならではの、鱗の表現も同じ色の幅だけで表現しているのですが、綺麗な表現になっているなと思います。

しっかりと鱗だ!とわかるような描き方をしていますよね。

細かい線というか、自然に線で表現されていて違和感のない鱗が描かれているなと思います。

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鯉は水にいる生き物ですが、なぜ背景の色を金箔にしたのでしょうか?

白や、朱色がはえる背景色になっていると思います。

 

金箔?なのかわかりませんが、その表面にも影がぼんやり見えているのはこれはどうやって描かれたんでしょうか?

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