藤井勉
藤井勉さんの作品には、娘さんが描かれているのは有名な話ですよね。
娘さんの成長を描く父親って素晴らしいですね。
真ん中の作品はよく見られる作品だと思います。
普段私も紹介するのが、子供の頃の娘さんの作品が多いのですが、今回はすこし大人になった娘さんの作品を紹介したいと思います。
このさくひんは、海辺を歩いている様子なんでしょうか?
娘さんがはっきりくっきりと描かれているのはすごくいいと思うのですが、周りの表現にすこし違和感を感じました。
なんでこんなにぼやかすようなぽんぽんとなんども筆を載せたような表現をするんでしょうか?
この作品も成長された娘さんの作品なんだと思います。
作品が出来上がるにつれて、リアリティを感じました。
昔がリアルなのではなくて、現在の見慣れた格好に、表情というか、この子供の頃の無邪気な顔ではなくて、大人な女性の顔付きを繊細に追い求め、それを表現できているというところに惹かれました。