河井寛次郎
河井寛次郎さんの作品を紹介します。
名人芸に胡坐をかかない自己表現の探求者・河井寛次郎さんは、
個展や展覧会で大きな成功を掴み、名声を得たにも関わらず大正14年を境に、自分が納得できる作品が生み出せるまでの個展の無期限停止を決めたそうです。
一、中国や朝鮮の古陶磁の研究をもとに制作した時代
二、柳宗悦らと民藝に情熱を傾けた時代
三、1945年以降に見られる 民藝を超えた独自性の表現力が際立った時代
これらを河井寛次郎の三つの時代と呼びます。
河井さんの作品は、陶磁器に模様の入っていて遊び心溢れる作品が多いなという印象です、
この作品での模様となるのはこの手前に盛り上がった、なんでしょうか?
この模様が何かはよく私にもわかりませんが、この模様があるのとないのじゃインパクトや印象の強さ?が変わってくると思います。
作品を作るときにインパクトであったり印象に残ったりって結構気になったりしますよね。笑
この作品の特徴というか、河井さんの作品には、滑らかというよりすこし角ばったところがあるのが特徴の一つになるのかな?なんて思います。
この作品の中での角ばったところは、円形に作るのではなく手触りなど、その質感で作品を味わってほしいのかな?と思うような模様まで入っています。
この作品に描かれている?掘られている?模様は何を示しているんでしょうか?