加山又造

加山又造さんの作品を紹介します。

まずは、加山さんの紹介からします。

加山又造さんは、京都出身の日本画家でもあり版画家でもあります。

京都市立美術工芸学校、東京美術学校を卒業してから、多摩美術大学教授や、東京芸術大学教授に就任したそうです。

加山さんの作品の紹介をしたいと思います。

 

左側の絵は、静物という題名です。

この静物画のモチーフとなっているのはさくらんぼでしょうか?

さくらんぼの実の部分とヘタの表現がなんともさくらんぼらしさを醸し出しているのでわかりやすくなっていますね。

この作品の中で難しいとされるのはきっとこの背景の色の中、この器の表現をするのは結構難しかったんじゃないかなと思います。

この作品のすごいなと思うところは、この器には、ただのガラスの器ではなくて、模様のはいった器だというところ。

その表現も忘れず、また、さくらんぼが入っているからこその光の入り方などの細かい観察が綺麗に読み取られているなと思いました。

あと、木になるところは、背景に若干黄色と黒で模様のようなものが見えるのはこれはなんでしょうか?

 

 

 

加山又造『静物』 加山又造・牡丹

 

今度は右側の作品を見ていきたいと思います。

この作品は、《牡丹》という作品になります。

牡丹の花ってそんなに私は見たことがないのですが、質感や、臨場感や存在感を感じさせるような描かれ方をしているのは加山さんの作品に対する観察力が魅力の一部になるのかなと思います。

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