川合玉堂

川合玉堂さんを紹介します。

自然を愛し、人を愛した玉堂の人柄は土地の人々からも慕われていたそうです。

何に対しても同じように愛を持っているのはなんだか素敵なことだなと思います。

玉堂は伝統的な日本画の本質を守り、清澄にして気品のある独自な作風を展開しながらも、明治・大正・昭和の三代にわたって、創作し続け日本の文化を守ってきました。

 

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川合さんの作品のなかで人物画というより風景画のほうが印象にも残っているのではないでしょうか?
この作品のなかでは、線の強弱、濃淡、太さや細さのそのタッチだけで人物のふくらみ、 木々の枯淡、古びた酒瓶のひびなどを、そこに人生の重みを表しているので注目して欲しい部分でもあります。

川合玉堂『湖村宿雪図』

 

この作品の中でも、線の濃淡や強弱などを感じることのできる作品になります。

強い意志があってからこその作品にもなるんじゃないんでしょうか?すごく美しい表現をしているなと思います。

 

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