木村圭吾
木村圭吾さんの作品を紹介します。
木村さんの作品は、植物を大切に、そして植物の存在感を表している作品が多いなと思います。
この作品は、竹の道ですが竹を生かしたこの道からは、奥の方に光が見えます。
この美しさは、竹がなければ演出できないそんな強い意志が見えてくるような気がします。
竹から生える新芽や葉っぱの存在感も忘れてはいけない要素だと思います。
この葉っぱがあることによって竹一本一本を飾っていてかつ、ここに風が通ることでそよそよと。また、地面には光と影が変わって見えるみたいな幻想的な世界を表現できるのではないでしょうか?
この作品は、なんだか新宿御苑みたいな印象を受けました。
なぜかというとなんとなく見てわかるように、手前には満開の桜の花に対し、奥にはビルが見えている。
そんな景色が見えるのは、新宿御苑がそうなのかな?なんて思いました。
ここでの植物に対して大切にしているなと思ったのは、自然物と人工物の対比にもみえなくはない作品ですが、
桜の花の表現?
手前の木々に対する輝きというのが絵の中で訴えられるような気がします。
この淡い光を感じるのは私だけなのか?
周りの景色とは違うタッチでこの木々を描いているのは間違いないと思います。