森田りえ子 3
森田りえ子さんの2005〜2014年の作品を紹介します。
ここまでくると最近の作品って感じがしますね。
そこまでに、たくさんの絵を描いてきていると思うとなんだか画家さんって素晴らしいですね。
そんなにたくさんの自分の印というか主張ができるというのは、やっぱりこういう画家の人生も楽しそうだな〜なんて感じます笑
森田さんの作品は最近になるにつれて植物の作品が多いイメージがあります。
この作品は、菊?を題材とした作品なんでしょうか?
なんかめちゃくちゃ細い花びらが特徴的なんですかね?
細かいこの花びらをも一本一本細かく表現されている感じがします。
また、白い花は、他の花と比べて黄色と白のコントラスト、明度差があまりない中での表現になっているので難しい部分ではありますが、背景の色と、この周りに描かれている葉っぱや、花の表現が一番わかりやすくなるところなのかな?と思いました。
この作品の椿は、八重椿と呼ばれていてまだらな模様が特徴的です。
まだらな椿って一見びっくりしますが、花1輪1輪個性豊かな面白い花だなと思います。
人間は個性が豊かだなとかすぐにわかりますが、花や植物ってよくわかりませんよね。それでも、そんなかんじで、模様が変わるだけで個性が生まれるのってなんだか可愛くて愛おしく感じます。