下村観山
下村観山さんの作品を紹介します。
下村観山は明治6年生まれました。
能楽師の家に生まれ、8歳から狩野芳崖、橋本雅邦に学び、13歳で出品した展覧会ではその非凡な才能に注目が集まったそうです。
また、16歳に東京芸大に入学したみたいです。
この頃横山大観が同期にいたそうです。
そう思うとすごい方ですね。笑
この作品は、虹を描いたものなのでしょうか?
描きかたがすごく繊細で本物の虹よりも美しいななんて思ってしまいました笑
絶妙に淡い表現をしていて見入ってしまいます。
また、なぜこのように後ろにもう一本虹のような線が見えるんだろうな〜なんてすこし疑問に残るところがあります。
なんだろう?これは…
この作品は羽衣という作品になります。
羽衣という意味は
天人が着て空を飛ぶという、鳥の羽で作った軽く美しい衣という意味だそうです。
この人の顔をみるとなんだかにやけているような企んでいるような表情をしているのがなんとなく気になりました。
なんでこんな顔してるんだろう?笑
そして、よ〜く見ると、肩にはきている衣とは違う衣を持っているのが見えます。
なんか、この羽衣を使おうとしている瞬間なのかな?
どんな感じで描いてるんだろう笑