カテゴリー別アーカイブ: 未分類

ベルナール•ビュッフェ

ベルナール•ビュッフェさん(1928-1999)は、黒い描線と抑制された色彩によって第二次世界大戦後の不安感や虚無感を描出し、世界中の人々の共感を呼びました。

その虚飾を廃した人物描写は、当時の若者に多大な影響を及ぼしたサルトルの実存主義やカミュの不条理の思想の具現化として映り、ビュフェ旋風を巻き起こしました。

具象画壇の旗手となったビュフェはベルナール・ロルジュやアンドレ・ミノーとともに、新具象派あるいはオムテモアン(目撃者)と呼ばれ、1950年代半ばには日本でも頻繁に紹介されました。

IMG_1626.JPG

確かに輪郭の黒い線が雰囲気を出しています。

花田美術ではベルナール•ビュッフェさんの買取相談を承っております。

ベルナール•ビュッフェ

ベルナール•ビュッフェさんは、あまりにも早い時期に名声を得すぎたためか、後年の作品にはややマンネリ化の傾向が指摘されるなど厳しい見方もあります。良い評価を受ける人には、悪い評価も付き物です…可哀想ですよね…

日本には早くから紹介され、静岡県長泉町には彼の作品のみを収蔵・展示するベルナール•ビュッフェ美術館が1973年開館したそうです。日本にも所縁があったんですね!

IMG_1629.JPG

花田美術ではベルナール•ビュッフェさんの買取相談を承っております。

ベルナール•ビュッフェ

ベルナール•ビュッフェさんは1958年、アナベルと結婚します。

1971年、レジオン・ドヌール勲章を受章し、1974年、アカデミー・フランセーズ会員となりました。

最愛の妻アナベルと生涯を添い遂げる間も彼の孤独が癒えることはなかったそうです。また、女性像のモデルの多くはこの妻のアナベルだそうです。

自分の妻をモデルにして絵を描くなんてロマンティックですよね!私だったら、とても嬉しいです。……ただ、画家は気難しい人が多いので奥さんは大変そうですね。笑

IMG_1633.JPG

花田美術ではベルナール•ビュッフェさんの買取相談を承っています。

ベルナール•ビュッフェ

1999年、絵を描くことに人生のすべてを捧げたベルナール•ビュッフェさんは南フランスの自宅で逝去しました。享年71歳でした。

この71年の間に沢山の作品を描いて来たビュッフェさん…絵を描くのが嫌になった事は無かったんでしょうか?

IMG_1628.JPG

花田美術ではベルナール•ビュッフェさんの買取相談を承っております。

ベルナール•ビュッフェ

ベルナール•ビュッフェさんの作品は鋭角的なフォルムと強烈な描線等、独自の画風を築き上げます。

作品は苦悩や孤独・不安に満ち、第二次世界大戦の荒廃した時代を具現化しているそうです。

私はまだ学生なので、授業以外の大きい作品はあまり描いた事がありません。なのでその時の制作背景等思い浮かばない時の方が多いです。

これは凄く重要な事で、課題でもしっかり取り組んで描いて行かなきゃなぁと思いました。特に大学生になったら自分の作品についてプレゼンする機会が多くなります。気を付けたいです。

ビュッフェさんは油彩画の他、リトグラフ(石版画)とドライポイント(銅版画)を手がけ版画も多く制作しているそうです。

IMG_1633.JPG

花田美術ではベルナール•ビュッフェさんの買取相談を承っています。

今週からベルナール•ビュッフェ週間

先週までの藤田嗣治さんに引き続き、今週はベルナール•ビュッフェさんをご紹介します。

ベルナール•ビュッフェさんは1928~1999に活躍された海外物故作家です。

英語表記だと、「Bernard Buffet」になります。

1928年7月10日パリに生まれ、16歳の時、唯一の理解者であった母を亡くしてしまいます。

戦争と貧窮の中で孤独に画家を目指し、1948年、20歳の時、パリで最も権威のある新人賞・批評家賞を受賞し、天才画家として一躍有名人になりました。

IMG_1630.JPG

IMG_1646.JPG

IMG_1648.JPG

外人特有のポップな画風が特徴の、素敵な作品です。

ビュッフェさん自身もとても優しそうな顔立ちをしていらっしゃいますよね…

花田美術ではベルナール•ビュッフェさんの買取相談を承っています。

藤田 嗣治〜私のお気に入り作品特集〜

藤田 嗣治さんの魅力について対談形式で紹介してきました。今日から来週までの残り2日間は藤田 嗣治さんの作品の中で私のお気に入りを紹介していきます。

ちなみに前回までのブログを読んでない方は是非コチラからお読みください!

IMG_1478.JPG

花田美術では藤田嗣治さんの買取相談を承っています。