(@_@)棟方志功さんの「板」の世界にさらに深みを加える機会がまもなくやってきました!
(O_O)翌1936年(昭和11年)春の国画会展に【大和し美し(うるわし)版画巻】を出品、この作品が縁で柳宗悦(むねよし)、浜田庄司、河井寛次郎ら民芸運動の指導者たちに出会ったんだよね?
(@_@)その通り!「当たり前なのが最も美しい。自分で出来る仕事などたかが知れている。本当のものは個人を超えたところにある」という民芸の主張は驚きで、これまで芸術は個人の力と考えていた志功は、この出会いから民芸の心を学び、その背後にある仏教の思想を知ろうとしたそうです。
(O_O)自分が今まで正しいと思って努力して作品を制作してたのに、そんな出会いをしたら、確かに変わるよね〜…
(@_@)彼は乾いた砂が水を吸うようにそれらを吸収し、猛烈な読書家であり努力家であったので、この勉強で彼の作品は急速に深みを増し、1作ごとに驚くほどの進歩を見せたそうだよ…。【華厳譜】【東北経鬼門(きょうきもん)譜】【善知鳥(うとう)版画巻】【観音経版画巻】【釈迦十大弟子】などの傑作が、それからわずか2、3年の間につぎつぎと制作されたんだって!
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