小林古径
こんばんは〜!
今日はジメジメした季節というか気温でしたね。
なんどかパッとしない日だったなぁ。
早く夏らしい日が出てる夏になってほしいものです。。
小林古径さんの作品を紹介します。
小林さんの描く作品の多くには、鳥が描かれていることが多いです。
また、鳥と一緒に描かれるのは花などの木も一緒に描かれたりします。
写生に重視した小林さんの作品には、身近な花や果実を描いたものが多いです。
そのなかでも柿が一番好きだったようです。
この作品では柿の木の一部分をクローズアップした構図で、枝は下方から上方に向かって伸び、熟し、ぽってりと実った柿の実は、ちょうど採り頃食べ頃といった感じですね。
柿の実に細かな傷を描きこむ写実性は、枝の肥痩や葉の照り、虫食いにまで至り、古径の力量を伝えています。
柿の実の立体感は、迷いのない輪郭線によって背景と区切られているのだが、まるで溶け込むように存在感をなくす線描の正確さや細かい表現は美しさまでもを感じます。