岩橋英遠

岩橋英遠さんの作品を紹介します。

岩橋さんの作品は落ち着いた作品作りをしているなと思います。

しかも、馴染みのあるような懐かしさを感じさせるような思いをさせてくれる作品作りをしているなーと思いました。

私はじっさいその作品を見たとき知らない場所だけれど妙に親近感が湧くというような気持ちになります。

 

下の作品の題名は「朝には狐も散歩する」といいます。

 

この作品の舞台は岩橋さんの故郷である北海道滝川市(江部乙)にある静かな郊外だそうです。

風光る朝の爽やかさを描いたと同時に、生まれ育った地への愛情が溢れている作品ですが、画面を探していても狐はいません。

しかし、岩橋氏は実際に狐が散歩しているのを見て、本作品の制作を思い立ったそうです。

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狐が散歩しているという表現がすごく可愛らしいなと思いました。

この作品の中に先ほども言ったように、狐本人はいないけれど、この風景をみて、どこかに自分だけの狐を想像しながらみてもらえるとすごく可愛らしいし、おもしろく作品を見ることができるなと思います。

 

作品を自分なりに見るってそういうことなのかなと思います。

想像というのは美術作品を見る上・描く上で大切になっているな〜と思います。

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