福沢一郎
今週は福沢一郎さんの作品を紹介しようかと思います。
今日は1927-29年に作成された作品を紹介していきます。
その当時、福沢さんは彫刻家を目指しパリに行ったのですが、次第に絵画の魅力に惹かれ、友人達から刺激を受けつつ作画へと没頭していったそうです。
作者人生ってこういう風に変わっていくんだなと思いました。
彫刻家を目指していたということは美術系ではあるんですね!
たまーに美術関係なしに、一回絵を描いてみたら意外にも楽しくってそっちの方に没頭すると言う人はいるみたいなので笑
この作品で見て欲しいなと思ったところは、この中央に描かれている二人の男女です。
多分作者自身もこの二人を題材として描いたんだとは思いますが、なんだか雰囲気というものを感じますよね。
何を話しているんだろうな〜?なんて思うのは作品を見る楽しさにもなるんじゃないでしょうか?
しかしさすがだなと思うのは、彫刻家を目指していた人だからなのか、人の顔を描くときの面取り?というのかな?顔の中の稜線をしっかりとかき分けているのがわかると思います。
特にこの男性になるとわかると思います。
この作品は自画像だそうです。
自画像を描くときって大体は鏡を見て描くことが多いですよね。
自画像となると自分のタイミング?があると思うので描く側としてはきが楽ですよね笑
美術の世界の中で、絵を描くとなるとそりゃ人によって描き方は違うというのはあるけれど、そのやっている分野によっても変化しているんですよね笑