熊谷守一 画家の中の画家

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先日、お客様宅へ熊谷守一作品を納品に行って参りました。

守一の大ファンということで、作品を大変お喜び頂けました。

 

青木繁の同級生として東京藝術学校に入学した守一は当初から異彩を放っていたそうです。

丸や三角を描いたり消したり、ということを繰り返して何をしているんだと周囲の同級生は思ったそうです。

それからしばらくしてフランスでキュビズムという概念が生まれます。

キュビズムとはピカソやブラックが創始し、ある一つの画風というものを確立させました。

キュビズムが日本に伝わった頃、同級生たちは『守一はこれをやっていたのか!』と驚いたそうです。

その経緯などからも熊谷守一はたびたび『東洋のピカソ』と呼ばれたりしています。

 

対象を極限までに単純化し、余計な部分をそぎ落としてきた

熊谷守一のモティーフは守一以外の画家には描けないでしょう。

 

熊谷守一『白猫』

熊谷守一『白猫』

熊谷守一『焼き場の帰り』

熊谷守一『焼き場の帰り』

熊谷守一『揚羽蝶』

熊谷守一『揚羽蝶』

 

 

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