岸田劉生は大正期から昭和初期に活躍した洋画家ですが、個人的にびっくりするエピソードは銀座で生まれたというところです。どの資料を見ても「銀座で生まれる」と書かれています。「銀座って生まれる場所なんだ...」と思いました。また岸田劉生も黒田精輝に油彩を学んでいます。黒田清輝は青木繁にも指導していますね、この頃の作家さんを調べるときにかなりの頻度で登場する人物です。また岸田劉生は中川一政の才能を見出しています。このように一人の画家には様々な画家のストーリーが絡み合っています。
少し話が逸れましたが、その岸田劉生の没後90年ということで展覧会が開かれるようです。場所は東京、山口、愛知の順に開催されます。東京は8月31日から10月20日、東京ステーションギャラリーで開かれます。岸田劉生は山口で38歳の時に亡くなっています。山口で開催される理由はそういったことが関係しているのでしょうか。詳細等は
こちらまでよろしくお願いいたします。
参考
花田美術 岸田劉生ページ
https://spice.eplus.jp/articles/215518